普段なかなか聞けないマイノリティの話から
社会の“ふつう”のハードルを下げていく
和を重んじる文化はときとしてよいものですが
それだけに、当たり障りのないことのほうが
受け入れられやすく
生き方や暮らし方などが異なる方々の話題に
日常で触れる機会は
少ないのではないでしょうか。
人から共感を得られることの条件が似通っていると
一般的ではない環境で育ったときや
今まさにそうした生活を送っているときなどに
気軽にいいだせず
職場やコミュニティの場で
心地よく過ごせないはずです。
また、いくらマジョリティといわれる
立場であっても
長い人生の道のりのなかで、
不測の事態が起きないとは限りません。
何より、数少ない体験をした方の話にこそ
多くの人に気づきを与えるものごとの本質や
支えになる物語が、
潜んでいるのではないでしょうか。
「とびらを開く、マイノリティ便り」は
世間で見すごされがちなテーマに目を向け
そこで日々を重ねている
さまざまな方に話を伺うことで
大切なことを見つけていくウェブメディアです。
新しい世界に出会うことで、
いつもの風景に変化が生まれたり
ものごとに希望があると思えたり。
発見と想像の循環によって、
世の中にある“ふつう”のハードルを下げ
誰もが参加しやすい社会にしていくことを
目指します。
ご利用の方法